[CAMツール]は機能・操作ともむずかしい傾向にあるCAMソフトの中にあって、分かりやすさと使いやすさを重点に、日常加工作業に従事されておられる方のために開発された、2.5次元の汎用CAMソフトです。

対応OS:Windows98/Me/NT4.0/2000/XP/Vista
Windows3.1/95/NT3.5/NT3.51上では動作しません。
標準価格 180,600円(税込み)

[CAMツール]を運用するためには[WINSTAR CAD Ver.9]本体を必要とします。
[CAMツール]単体では動作致しません。

オリジナルのCAM出力ドライバを標準装備

弊社独自のCAM出力ドライバを標準装備しているので、対応しているCAM機器とパソコンを接続するだけで、作成した加工データを簡単に出力できます。
対応しているCAM機器は、ローランド ディー.ジー社製「CAMM−2、CAMM−3シリーズ、CS−20、MDX−3」、ミマキエンジニアリング社製「MEシリーズ」、各種NCマシンにも対応

フォントエディタ装備

当社オリジナルの標準書体をユーザー様の側で一部修正したり、あるいは特殊な文字、記号を標準書体として新たに作成、保存できるフォントエディタが添付されています。

文字彫刻用のストロークフォントを標準で搭載しています。

きれいでくせのない文字フォントの採用により、あらゆる種類の銘板彫刻に対応していただくことができます。
またTrueTypeフォントもアウトライン抽出機能により、簡単に彫刻データとして活用することができます。

本格的なCAD機能を装備しています

[CAMツール]は実績のあるCADソフト[WINSTAR CAD Ver.9]のCAD機能をそのままご使用になる事が出来ます。
高度で豊富な作図・編集機能を搭載しているので、導入後すぐに本格的なCADシステムとしてもご使用いただけます。


2次元、2.5次元対応のCAD/CAMソフト

曲面やテーパー面の加工を除いた平面加工、板抜き、穴開け、座ぐり、段付き加工、文字彫刻等に対応できるので、小ロット品の小物部品の製作や試作に最適です。

切り込みピッチ指定によるループ加工

切り込みピッチを指定することにより、指定の切り込み深さに達するまで、ソフト上で自動的に繰り返しループがかかるので、適正な切削抵抗できれいな切削面を得ることができます。

あらゆる分野の彫刻加工に対応

図形データや文字と図形が混在するデータも問題なく彫刻できるので、業種を選ばず、あらゆる分野の彫刻加工に活用できます。

万が一に備えた図面の自動保存機能

設計作業中にシステムが止まってしまった場合や、突然の停電した場合でも被害を最小限にできるように、あらかじめ設定された時間ごとに作業中の図面を自動的に保存する機能を備えています。長時間にわたる入力作業となるCADによる設計作業をバックアップします。

便利なユーティリティを付属

図面中の複数のコメントをキーワードにして、保存されている図面の中から目的の図面を検索する機能や、夜間や無人での図面出力を行なうときに便利な複数図面の連続印刷機能、シンボルデータの削除や複写などを行なう、シンボルデータの管理ツール等の機能を備えたユーティリティを標準添付しています。

便利な反転出力機能

反転した状態のデータを作成する場合には、CAM出力の設定画面で「反転出力」を選択するだけの簡単操作で、反転出力が行なえます。

[CAMツール]の追加メニュー

CAM出力
作図画面上のデータを、[CAMツール]独自のドライバでCAM機器へ出力します。
CAM部分出力
作図画面上の指定範囲部分のデータのみを、[CAMツール]独自のドライバでCAM機器へ出力します。
CAM反転出力(全体反転)
作図画面上の全データを、作図画面の中央を基準に裏彫り用に反転し、[CAMツール]独自のドライバでCAM機器へ出力します。
CAM反転出力(原点指定)
作図画面上の全データを、指定位置を作図画面の左下角に合わせた状態で裏彫り用に反転移動し、[CAMツール]独自のドライバでCAM機器へ出力します。
CAM原点指定出力
作図画面上のデータの原点を変更して、[CAMツール]独自のドライバでCAM機器へ出力します。
データソート
作図画面上のデータの出力方向、出力順を変更し空走ロスの少ないデータに変更します。
範囲枠データソート
範囲枠指定により、作図画面上の一部分のみをデータの出力方向、出力順を変更し空走ロスの少ないデータに変更します。
データプレビュー
作図画面上のデータを出力順に表示します。
カッターパス作成
閉鎖図形にたいして一括で、カッターパス用のオフセット線や塗りつぶし線を作図します。
連続化右回り
カッターパスを追加する前の前処理として、連続した要素を右回り方向に並べ替えます。
連続化左回りカッターパスを追加する前の前処理として、連続した要素を左回り方向に並べ替えます。

CAM出力の基本機能

ワークエリア
出力するCAM機器に依存
出力原点位置
ワークエリア上の任意の位置に指定可能
切削速度
ソフト上でペンごとに指定
(CAM機器によっては一括指定になる機種もあります)
下降速度
ソフト上でペンごとに指定
(CAM機器によっては一括指定になる機種もあります)
スピンドル回転数 ソフト上でペンごとに指定
(CAM機器によっては指定不可の機種もあります)
切り込み深さ
ソフト上でペンごとに指定
切り込みピッチ
ソフト上で指定
指定された切り込み深さに達するまでループ切削
ツールアップ位置
ソフト上で指定
反転出力
ソフト上で裏彫り用データに変換して出力
部分出力
ソフト上で指定
CAM出力設定
出力時の設定を図面ごとに保存可能
出力ドライバ
Windowsに依存しない、当社独自の出力ドライバ
CAM機器との接続
・セントロ、RS-232C
・USB、ネットワーク(OSに制限があります)
USB出力可能
USB出力不可
Windows Vista、XP、2000
NT4.0(ネットワークのみ)
Windows Me、SE、98

CAM出力時のダイアログボックス


[CAMツール]が標準で対応しているCAM機器

メーカー名
機種名
ローランド ディー.ジー.社
MDX-40、540(A)、540S(A)、5000R
EGX-350
RPS-400A
MDX-3、15、20、500、650A
EGX-20、300、400、600
PNC-2000、2100(A)、2200(A)、2300(A)
PNC-2500(R、H、G、HG)、2550、2700(E、M)
PNC-300(G)、3000(model1)、3100(G)、3200
CS-20
ミマキエンジニアリング社
ME-300、500、650、501
NC-5(K)
その他
各種NCマシン(NCコード)

CAD機能の詳細につきましては、WINSTAR CAD Ver.9のページをご覧下さい。