他のCADソフトで作成したDXFファイルを読み込んだ場合の注意事項について | ![]() |
■概要 このページは、WINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6で他のCADソフトで作成したDXFファイルを読み込んだ場合の注意事項について説明してあります。 ■内容 他のCADソフトで作成したDXFファイルを読み込んだ場合についての注意事項について説明してあります。 ■注意事項 WINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6はDXFファイルをサポートしていますが、相手側のCADソフトによってDXFファイルの解釈方法や、独自のレイヤ、線種、縮尺、文字データ等の概念が異なるため、必ずしも100%のデータ互換を保証するものではありません。 ベクトル図形の座標情報そのものには特に問題ありませんが、一部のデータについては変換されなかったり、また変換されても元のデータと多少異なった結果に変換される場合がありますので、あらかじめご承知下さい。 WINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6でDXFファイルを読み込んだ場合に、正常な位置に表示されない、図面の大きさが変わってしまう、文字が正常に表示されない、データが欠落する等の問題が発生することが場合によってはありますが、このような場合はDXFファイルを読み込み後に、WINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6で編集して頂くことになります。 DXFファイルを読み込む場合、読み込むDXFファイルの中にブロック図形が存在すると、WINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6ではその内容を読み込むことができません。ブロック図形が存在する図面の場合は、あらかじめその図面全体についてブロック図形を解除したDXFファイルを提供してもらって下さい。 レイヤ情報を持っているDXFファイルを読み込んだ場合に、DXFファイルの名前付きレイヤを、WINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6の1番から128番レイヤに振り分けて読み込みます。 これによりDXFファイルの読み込み後に、作図要素をレイヤに振り分けること無く作業ができます。 128レイヤを越える情報を持つレイヤのデータは、自動的にWINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6の1番レイヤに読み込まれます。 他のCADソフトで作成されたDXFファイルを読み込んだ場合、画面上では正常に破線、1点鎖線、2点鎖線が表示されているのに、出力すると実線のように出力される場合があります。 これはDXFファイルを作成したソフトによって線ピッチの値の持ち方が異なり、線ピッチが極端に大きかったり、小さかったりすることがあるためです。 このような場合は[特定のペンを変更 ]コマンドにより、図面中の破線、1点鎖線、2点鎖線それぞれを、ペン種を変更することなくWINSTAR CAD Ver.4/Ver.5/Ver.6で設定された線ピッチに変更することができます。 ■備考 DXFファイルは[AutoCAD]でサポートされているデータファイル形式で、一般に異なるCADソフト間でデータをやり取りする際の中間ファイル形式として活用されています。 [WINSTAR CAD Ver.6]が対応しているDXFファイルのバージョンは、読み込みがAutoCAD R13J相当、書き込みはAutoCAD R12J相当となっています。 ただし、対応バージョンにつきましては、将来予告なしに変更する場合があります。 株式会社 エーティ ユーザーサポート担当 ○この資料の内容は予告なしに変更されることがあります。 ○この資料に記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。 ○この資料の一部または全部を無断で使用、複製することはできません。 |